失敗は成功のもと
何度もパン作りに挑戦しているのだが、いつも失敗してしまうという人は、次のパン作りに挑戦する前に、失敗の原因をよく考えてみることが大事です。
パン作りは簡単そうに見えますが、意外と難しいものですから、どこかできっと気づかないミスを犯しているはずなのです。パンがフワフワにならない場合は、強力粉の力が強すぎることが考えられます。また、手で生地をこねる時に、パンチングをしすぎていることも考えられますので、パンチングは少なめにして卵黄の配合をちょっと多くしてみると、フワフワ感をアップさせることができると思います。
焼いた後にパンを開けたら大きな穴が空いている場合は、パンチングによるガス抜きが、十分に行なわれていないことが考えられます。もしくは、パンの形を整える時にガスが入ってしまった可能性もありますので、とにかく丁寧に、パンの形を整える作業をするようにしましょう。
パンが固くて密集している場合は、きっと発酵が十分に行なわれなかったと考えられます。発酵が十分に行なわれない理由としては、パン生地をこねる時間が短かったり、発酵時間が短かったなど、イーストが十分に活動できない状況があったからです。原因を考えて、そういう状況にならないようにすれば、イーストがしっかりと働いて、パンも固くならないはずです。